日本刀はどんな素材で作られている?

日本刀はどんな素材で作られている?

日本刀は、基本的に大変丈夫で折れないという性質を持っています。
そして切れ味も抜群であることから日本のみならず世界からも高い評価を得ているのです。
これらの日本刀はどのような素材で作られているのでしょうか。
日本刀は、おおまかに分類すると鉄の素材で作られてます。
鉄には精錬の方法により種類が異なりますが、その中でも加工しやすい鋼が使われています。
特に日本刀で主に使われているのが、玉鋼と呼ばれるものです。
玉鋼は純度の高い鋼が使われており、日本古来のたたら製鉄による技術で製造する事が出来る鋼です。
元々炭素量が1~1.5%程の状態で高温で鍛錬して炭素量を減少させながら製造するので適していると言われています。
高温で鍛錬を十数回も繰り返していくと炭素量が0.7%ほどにまで下がり、この炭素含有量に保たれる事で折れにくく曲がりにくい、切れ味の良い刀と仕上げることができるのです。
たたらは、砂鉄と木炭を使用し低音でじっくり時間をかけて砂鉄を還元し、鉄を作り上げるため、不純物が溶けだしやすく純度の高い鉄になります。

日本刀の流派や刀匠のランクが査定に大きく影響します

日本刀をおもがけず親などから相続してしまうことがあります。
しかし相続しても日本刀に興味がなければ二束三文の産物でしかありません。
家に飾る場所もなく、現代では飾るのに最適な床の間を持っている家庭も少ないのです。
このような場合また刀を眠らせておくだけになるので、専門業者に売却して米現金化するのが賢明です。
刀の買取には流派なども査定されるんです。
幕末などには鏡新明智流・神道無念流・北辰一刀流・心形刀流・天然理心流などたくさん見られ、流派によって扱う刀も異なっていました。
そして刀匠と言って作者のランクなどもシビアに査定されるんです。
作者の作品の出来栄えによって五段階のランクが作られてます。
これを位列といって、個のランクをもとに査定額が決まると言っても過言ではありません。
最も位の高い最上作が高額査定が期待できます。
さらにはは刀の出来栄えや、切れ味、傷や欠損などもシビアに査定され、総合的に買い取り額が判断されます。

著者:豊永昭一

筆者プロフィール

茨城県那珂市出身。
親戚から日本刀を譲り受けてからすっかりハマってしまったコレクターです。